GOOD TIME - tribute to YT
高橋幸宏トリビュートアルバムリリース!
このたび『GOOD TIME - tribute to YT』がリリースされた。これは昨年2023年1月に逝去した高橋幸宏のトリビュートアルバムで、10組のアーティストによるカバー曲が収録されている。本アルバムをプロデュースした妙音講(Kau・ドラヤキ太郎によるプロデュースユニット)のインタビューをご紹介します。
●アルバム制作の経緯は?
妙音講では2021年に『奉納』、2022年に『POP SKMT』というふたつのトリビュートアルバムを制作しました。
前者は細野さん、後者は教授のトリビュートです。
この2人のトリビュートを作ったので、次は幸宏さんを…と思っていた矢先に幸宏さんが亡くなってしまって。すごいショックだったんですが、それが少し落ち着いた6月頃、「そろそろ作ろうか」という話になりました。
妙音講では2021年に『奉納』、2022年に『POP SKMT』というふたつのトリビュートアルバムを制作しました。
前者は細野さん、後者は教授のトリビュートです。
この2人のトリビュートを作ったので、次は幸宏さんを…と思っていた矢先に幸宏さんが亡くなってしまって。すごいショックだったんですが、それが少し落ち着いた6月頃、「そろそろ作ろうか」という話になりました。
●前の2作に比べて参加者や曲数が少なめですが?
『奉納』は企画以前に作った曲も収録したので曲数が多くなりました。
また『POP SKMT』はカバーではなく教授作品にインスパイアされたオリジナル曲ということで、教授の影響を感じる人たちに声をかけたので参加者が多くなりました。
本作は追悼作品ということもあり、基本的にヨロズレーベルと関わりのある人たちに声をかけてひっそりと制作しました。その意図を参加者に汲み取ってもらえたのか、ある種のまとまりがある作品になったように思います。
『奉納』は企画以前に作った曲も収録したので曲数が多くなりました。
また『POP SKMT』はカバーではなく教授作品にインスパイアされたオリジナル曲ということで、教授の影響を感じる人たちに声をかけたので参加者が多くなりました。
本作は追悼作品ということもあり、基本的にヨロズレーベルと関わりのある人たちに声をかけてひっそりと制作しました。その意図を参加者に汲み取ってもらえたのか、ある種のまとまりがある作品になったように思います。
●初期の作品をカバーしたものが多いですね。
参加者がその頃の幸宏さんの作品に影響を受けたということだと思います。いわゆるテクノポップ期の作品ですね。でもアレンジは参加者ぞれぞれの個性が現れたものになっていると思います。
参加者がその頃の幸宏さんの作品に影響を受けたということだと思います。いわゆるテクノポップ期の作品ですね。でもアレンジは参加者ぞれぞれの個性が現れたものになっていると思います。
●今後の妙音講の活動は?
今回は特に制限を設けなかったので、曲が長くなりがちでした。なので逆に何かテーマを決めて短い曲のコンピレーションを作ると面白いかもしれませんね。テッチーの「69コンピレーション」みたいな。
あとGNPのリメイク集も作ってみたいです。
今回は特に制限を設けなかったので、曲が長くなりがちでした。なので逆に何かテーマを決めて短い曲のコンピレーションを作ると面白いかもしれませんね。テッチーの「69コンピレーション」みたいな。
あとGNPのリメイク集も作ってみたいです。
●幸宏さんへのメッセージをお願いします。
幸宏さん、お誕生日おめでとうございます。
幸宏さんの作った曲は、いつまでも僕たちの中で鳴り響いています。
今回はそのエコーに耳を澄ませて、形にしてみました。このアルバムが天国の幸宏さんに届くといいな、と思っています。あと教授にも。
幸宏さん、お誕生日おめでとうございます。
幸宏さんの作った曲は、いつまでも僕たちの中で鳴り響いています。
今回はそのエコーに耳を澄ませて、形にしてみました。このアルバムが天国の幸宏さんに届くといいな、と思っています。あと教授にも。
スペシャル・サンクス
この企画に賛同くださり素晴らしい曲を提供していただいたアーティストのみなさま、トランジスタボーイズさん、SOFTMENさん、TECHNOTITE.JPさん、AMPEREXさん、射干玉.dbさん、ドラヤキ太郎さん、GNPさん、ミナミヒロマサさん、LOVE & PEACEさん、Fujinomori Soundさん、本当にありがとうございました。
POP SKMTのメインアートを担当いただいたKenzi Ozekiさん、本当にありがとうございました。 『GOOD TIME - tribute to YT』のマスタリングを担当いただいたhalcyonさん、本当にありがとうございました。
Illustration by Kenzi Ozeki / Mastered by halcyon / Produced by 妙音講
©︎YOROZU LABEL, 2024